
<簡体字>
藤里驹岳山顶
此处为藤里驹岳(1158米)的最高点。天气晴好时,可遥见东北的岩木山(1625米)。而西侧的白神山地核心区,则生长着原生林。
白神山地于1993年被联合国教科文组织选为世界遗产。该地区横跨秋田及青森两县,由缓冲地带与核心保护区两部分构成。未经事先应允,核心地区严禁登山。
白神山地大部分被古老的山毛榉林覆盖,8000多年以来,其核心地区未曾遭至人为影响,是日本现存最具规模的原始森林之一。森林人迹罕至,坡面陡峻,不易居住,直至江户时代(1603-1867),其周边地区都是日本本州最后的秘境之一。之后,于沿海地区发展而起的聚落,从事林业的占比较小,主要依靠渔业为生。由于森林无法在短时间内转化为可利用资源,深处的广大区域因而未得到开发。
除却伐木工以及冬季入山捕捉野鹿、野熊的日本传统东北猎人之外,鲜有人涉足这片深山。尽管猎人数量已大为减少,但时至今日,仍有人恪守古法狩猎。
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<日本語訳>
藤里駒ヶ岳山頂
ここは、藤里駒ヶ岳(1,158 m)の最高地点である。晴れた日には、岩木山(1,625 m)が北東に見える。西側には、白神山地の核心地域の原生林がある。
白神山地は1993年にユネスコの世界遺産に登録された。秋田県と青森県の一部を含むこの地域は、緩衝地帯と、保護区域である核心地域の2つからなる。事前の許可なく核心地域で登山を行うことは禁止されている。
白神山地の大部分はブナの老齢樹に覆われており、核心地域は8,000年以上にわたって人間の手が加えられていない。それは、日本に残された最大の原生林の一つである。森林が人里離れた場所にあり、斜面が急であることから人が住みにくく、周辺地域は日本の本州最後の秘境の一つであった。しかしそれは江戸時代(1603-1867)までの話である。海岸沿いに発展した集落は、漁業と一部の林業に依存していたが、森林にはすぐに利用できる資源がなかったため、森の奥深くは、広範囲にわたって開拓されることがなかった。
山の奥深くに足を踏み入れる人はほとんどなく、山へ入っていたのは主に木こり、そして冬になると鹿と熊を探しに山へ入る猟師のマタギだけであった。その数はかなり少なくなったが、今日に至るまで昔ながらの方法で狩りを続けるマタギもいる。