＜繁体字＞

橫倉梯田
在橫倉梯田，可以感受到日本原始風景「里山」這種生態系統給人類帶來的恩惠。

數千年來，日本農民在其棲居的土地上，與多姿多彩的森林和諧相處，共存共榮。這種集落與森林並存的地帶，在日本被稱為「里山」，對於保護當地流域、維護日本傳統農業系統起到了極重要的作用。從森林中砍伐的樹木可以作為燃料，落葉化為優質肥料，滋養農田。這裡的鄉村菜餚講究原汁原味，味道清淡，而森林中收穫的蘑菇與山菜，鮮美滋養，醇厚悠長，為鄉村菜餚提供了不可或缺的多滋美味。

橫倉梯田是里山系統的絕佳範本。在白神山地，因山毛櫸樹而得以匯集的水分或滲入地下，或匯成溪流、河川，順山勢而流下。雨水和融化的雪水聚積在橫倉上方的山上，從梯田上方噴湧而出。由於噴湧量豐沛，加之地勢呈階梯狀，可被用作下方田地的灌溉水源，農民為水稻農業維持必要水位時也變得輕而易舉。

橫倉梯田是秋田縣認定的50處受保護的水田地帶之一，維持著如今所剩無幾的農家耕種，並為保護景觀而舉辦的當地支援活動提供了舞台。在秋田，白神山地對周邊大片土地起著如里山系統一樣的作用。山毛櫸樹令大量的水分回歸土壤，而在緩沖地帶（圍繞世界遺產白神山地核心區域的地帶）生長的植物，则被農家作為肥料及食材，巧妙地融入當地生態系統及人們的生活中。


 


＜日本語訳＞

横倉の棚田
横倉の棚田では、日本の原風景である「里山」がもたらす生態系の恵みを感じることができる。

何千年もの間、日本の農家では多種多様な森林地帯を地元で管理してきた。里山と呼ばれるこれらの森林地帯は、地元の流域を保護するのに役立ち、日本の伝統的な農業システムにおいて極めて重要な役割を果たしてきた。森林で採られた木材は燃料として使用することができ、落ち葉は優れた肥料になった。森ではきのこや山菜が収穫でき、そのままでは淡白な味わいの田舎料理に必要な、豊かな味わいを提供してきた。

横倉棚田はこうした里山システムの好例といえる。白神山地では、水はブナの木によって集められ、やがて地下水面に入るか、小川や河川として山を流れ落ちる。雨水や雪解け水が横倉の上方の山に溜まり、棚田の上方に湧き出る。湧き水は非常に豊富であるため、下の田を灌漑するために使用され、段丘であることにより、農家の人々が水稲農業に必要な水位を維持しやすくなる。

横倉棚田は、秋田県が保護すべきと認識している50の水田地帯の1つであり、残りわずかとなった農家が田を維持し、景観を保護できるように支援する地域イベントがある。秋田では、白神山地が周辺の土地の多くに対して里山のような機能を果たしている。ブナの木は大量の水を土壌に戻し、緩衝地帯（世界遺産白神山地の核心地域を取り囲む地帯のこと）で生長する他の植物は、肥料用、食用として農家に活用されている。