大野岱放牧场(大野岱放牧場)

<簡体字>
1964年,大野岱放牧场为响应政府增加日本本土牛肉产量的号召而建立。这处社区经营的牧场总面积为80万平方米,占据了一片四面环山的平地,养殖着数百头牛羊,并且对游客开放。
牧场主要养殖日本黑毛和牛,这是日本本土和牛的一个品种。牧场建立后不久,牛的数量很快就超出320头,而如今羊的养殖数量已经远远多于牛。2012年之前,大野岱放牧场只养殖数量有限的萨福克绵羊。这是一种英国绵羊,标志性的特征就是黑色的脸和腿。当时,养羊是为了生产霍格特羊肉。霍格特是指介于1~2岁之间的绵羊,即大于不到1岁的羔羊,小于2岁以上的成年羊。在日本,出产霍格特羊肉的地方很少,藤里町正是其中之一。如今,大野岱放牧场每年只宰杀10~15头萨福克绵羊来供应霍格特羊肉,仅供本地消费。来访者可以在世界遗产保护中心附近的“森之站”买到霍格特生羊肉,也可以选择到素波里湖畔的“萨福克馆”(サフォークの館;Safoku-no-kan)点上一份包含霍格特羊肉的烧烤套餐,亲自动手,品尝美味。
近年来,日本对国产羔羊肉的需求持续上涨。因此,藤里町在2012年做出决定,扩大牧场生产规模,从北海道引进了50头母羊和2头种羊。2013年,牧场再次引进了同样数量的羊群。羊群不断繁育,牧场也兴旺蓬勃。来访者在牧场停车场就能听到小羊羔们的咩咩高叫声。它们生活在一旁的羊羔小屋中,来访者可以进入小屋,与急切拥上前来的小羊亲密互动。母羊和带着新生小羊羔的羊妈妈们则放养在室外的草场上。要想在大野岱放牧场见到新生的小羊羔,3~4月是最佳时节。
牧场周围设有一条环形步道,登上距离羊羔小屋不远的观景平台,即可将牧场全景和周边山色尽收眼底。大野岱放牧场距离藤里町中心区约20分钟车程。
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<日本語訳>
大野岱放牧場は、国内の牛肉生産量増加のための政府の活動の一環として、1964年に設立されました。山々に囲まれた80万平方メートルの平地であるこの町営放牧場では、現在、何百頭もの牛や羊が育てられており、観光客も受け入れています。
牛は国産和牛の一種である黒毛和牛。牧場ができて間もない頃は320頭以上の牛を飼育していましたが、今では羊のほうがはるかに多くなっています。2012年以前は、ホゲット肉を生産するために、黒い顔と足が特徴のイギリスの品種「サフォーク」を少数飼育していました。ホゲットとは1歳から2歳の羊のことで、1年未満のラムよりは年齢が高く、2歳以上のマトンよりは年齢が低い羊のこと。藤里は日本でも数少ないホゲット肉の産地です。毎年10~15頭しか屠殺されず、地元でしか販売されていません。世界遺産センター近くの「森のえき」で生肉として購入できるほか、素波里湖のほとりにあるレストラン「サフォークの館」で出されている定食の肉を、自分のテーブルで焼いて食べることが可能です。
近年、国産ラム肉の需要が高まっていることから、藤里は2012年に牧場での生産拡大を決めました。北海道から雌羊50頭と雄羊2頭を持ち込み、大野岱放牧場の群れを補強し、2013年に同じ頭数を再度買い入れました。繁殖は順調に行われており、観光客が牧場の駐車場に到着すると、近くの子羊小屋から聞こえる大きな鳴き声に迎えられます。子羊小屋の中では、観光客を迎えようとしきりに群がる子羊たちと触れ合うことが可能です。雌羊と、まだ母親と一緒にいる生まれたばかりの子羊は外で放牧されます。大野岱放牧場で生まれたばかりの子羊を見るには、3月から4月が最適です。
放牧場を取り囲む散歩道があり、子羊小屋の近くにある展望台からは、牧草地の全景と周囲の山々の景色を眺めることができます。大野岱放牧場へは、藤里町の中心部から車で約20分です。