藤琴川與粕毛川(藤琴川と粕毛川)

<繁体字>
藤琴川與粕毛川雙雙發源於白神山地的群山上,以水質透明純淨、柔軟細膩著稱。兩條河川在藤里町合流,南下能代市,匯入米代川後流入日本海。
藤琴川長56.5公里,源頭位於緊鄰白神山地世界自然遺產的藤里駒岳(1158公尺),穿越太良峽後流入藤里町的平原地帶,沿途有多條支流匯入。粕毛川長36公里,發源於二之森(1086公尺)山坡,是秋田縣境內唯一全流域在世界自然遺產的核心保護區內的河流,在1970年素波里大壩建成前,它也曾自由地流入藤里町。
兩條河川水質優越且都入海,因此成為了洄游性「鮎」(香魚)的棲息地,為牠們維持健康的種群規模提供了保障。兩條河川也是著名的「岩魚」(紅點鮭)和「山女魚」(櫻鱒)釣魚地,不過需要提前到當地商店等地點辦理許可申請。
天氣和暖時,也會有人前來溯溪,踏著河床涉水穿越河谷。
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<日本語訳>
白神山地の山々の高地を源流とする藤琴川と粕毛川は、水の純度と軟らかさで知られ、その透明度は抜群です。2つの川は、藤里町で合流し、そこから能代市まで南下し、米代川と合流して日本海に流れ込みます。
長さ56.5kmの藤琴川の源流は、世界自然遺産白神山地のすぐ外にある藤里駒ヶ岳(標高1,158m)にあります。小さな支流が数多く藤琴川に流れ込み、太良峡を抜けて藤里町の平地に流れ込みます。長さ36kmの粕毛川は、二ツ森(標高1,086m)の山腹斜面に源を発しており、秋田県で唯一、流域全体が世界自然遺産の核心保護地域にある河川です。1970年に素波里ダムが建設されるまで、粕毛川は縦横無尽に藤里町に流れ込んでいました。
ふたつの川は、水質が高く、海と自由に行き来ができることから、回遊魚の鮎の生息地として有名であり、健康な鮎の個体数を維持しています。また、どちらの川もイワナやヤマメ釣りでも有名です。ただし、事前に町内の商店などで入漁許可を取得する必要があります。
また、暖かい気候の時期になると、河床を歩いて渓谷を横断する沢歩きの人がみられます。