白神山水與水稻種植(白神山水と米作り)

<繁体字>
從白神山地的山林中流出的水,以其甘甜、純淨和低礦物含量而著稱。「白神山水」牌瓶裝山泉水,就發源於藤里町以北的山中。山溪與泉水匯入藤琴川、粕毛川兩條河流,為當地的水稻種植提供了至關重要的灌溉水源,孕育出口味、口感俱佳,並因此聞名全國的稻米品種。
如今,許多水稻農戶都採用聯合收割機和各種現代農業機械來完成稻米的收割、脫穀、乾燥工作。但一些種植規模較小的農家仍堅持採用傳統方式晾曬稻穀。割稻子的工作交由機器完成,但撿收紮束則完全人工作業。人們在地裡豎起木樁,將成捆的稻穗倒掛在上面晾乾。每個地區都有自己獨特的掛法,秋田縣的習慣是把稻束圍繞中心支柱掛成一圈,然後層層疊放。曬乾稻穀與稻草通常需要2~3週時間,具體取決於當年的天氣情況。晾曬過程中要定時轉動稻束,確保所有稻穗乾燥程度均等。待稻束徹底晾乾後取下,開始脫穀。
稻草在當地文化中同樣佔據著一席之地。許多傳統工藝品的加工製作都需要用到它們,比如標記神道教聖地的注連繩(扭轉的稻草繩)、白神的手工藝品、當地特產檜山納豆等等。和大多數現代納豆製品不同,檜山納豆至今還是將黃豆包裹在稻草中發酵,為此,每年都需要新鮮的稻草。
瓶裝白神山水、當地稻米和檜山納豆等土特產均可在當地的「道之站」公路休息區、農產品市場以及原產地直營店購買。-----------------------------------------------
<日本語訳>
白神山地の森から湧き出る水は、その味の良さ、純度、ミネラル含有量の少なさで有名です。「白神山水」の商品名でボトル詰め販売されているこの湧き水は、藤里町の北部の山々から粕毛川および藤琴川へと流れ込んでいます。この2つの川は、優れた味と食感で全国的に有名な地元のお米の栽培に不可欠な灌漑用水も供給しているのです。
今日の稲作では、米農家の多くがコンバインや他の農業機械を使って稲刈りや脱穀、乾燥作業を行っています。しかし、昔ながらの方法で米を乾燥させている小規模な田もあります。稲は稲刈り機で刈り取りとられ、手作業で集めて束ねられ、地面に打ち込まれた背の高い木の棒に穂を下にして吊るされます。吊り方は地域によって異なりますが、秋田では棒の中心の周りに輪状に積み重ねていきます。天候にもよるものの、稲や藁が乾くまでに2~3週間かかる場合もあります。この間、均等に乾燥させるために稲わらの輪を回転させて乾燥させます。乾燥したら稲の束が下ろされ、脱穀に入ります。
稲わらも地域文化の一翼を担っています。藁は多くの伝統工芸品に利用されており、神道における神聖な場所を表すしめ縄(撚り縄)や、白神の手工芸品、地元の特産品である檜山納豆にも利用されています。檜山納豆は、今時の納豆とは違い、今でも大豆を藁で包んで発酵させて作られているため、毎年新鮮な藁が必要になるのです。
ボトル詰めされた白神山水、地元産の米、檜山納豆は、道の駅や物産市場、産地直売所などで販売されています。