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【特集】旅する藤里 「ホテルゆとりあ藤里」前編

【前編】






ホテルゆとりあ藤里の外観。世界遺産白神山地はもうすぐそこに





 「ホテルゆとりあ藤里」は、藤里町の中心部から少し離れた自然豊かな環境にあるホテルです。世界自然遺産「白神山地」ついて知ることができる施設「白神山地世界遺産センター(藤里館)」のすぐ近くにあります。さまざまなタイプの部屋が21室あり、レストラン、温泉大浴場などを完備しています。

 2016年より当ホテルの支配人を務める、西里茂さんに、ホテルの特徴やこのホテルにかける思い、ご自身のことを伺いました。






 
支配人の西里茂さん。秋田の自然が気に入り、家族で移住







 東京から秋田に移住して、釣りにハマった。


  長崎県五島列島の福江島出身です。高校卒業後、東京のホテルに勤務しました。20年勤めたのを機に、妻の実家がある秋田県大館市に移住。妻の実家に帰省しているうちに渓流釣りにハマり、子どもたちを自然のなかで育てたいと思って下の子が小学校に上がる2001年に引っ越しました。何社かのホテルの仕事に携わり、このゆとりあの支配人になったのは、2016年の6月からです。大館市から通勤しています。

  移住直後、県北の川を知り尽くすほど毎日渓流釣りをしましたね。最初は親戚に連れていってもらい、毛針1本で、手も汚れずにいいサイズのヤマメが釣れて、しかも親戚は4、5本も釣っていて。これで、フライフィッシングをやるしかないと思いました。初めは毛針を買っていたのですが、すぐになくしてしまうので、それで自作するようになって、のめり込んでいったんです。

  大館・小坂周辺で釣りをしていますが、今から10年くらい前に藤里に来て、きれいな渓流だと思った記憶があります。藤琴川上流のキャンプ場の辺りで33cmのイワナが釣れて、後日行ったら大物がもう1本釣れて、ここはすごいと思いました。川をずっと上っていき、山の奥の方でイワナを釣ることが多いのですが、このキャンプ場の前で、午前中だけで20匹も釣れたことがありましたよ。家族や職場の人たちが食べたいと言えば持ち帰りますが、基本的には釣った後はリリースしますね。駆け引きが面白いので。逃してしまうと、またリベンジしたくなるんですよ(笑)。







笑顔で親しみやいフロントスタッフ。何でもお尋ねください! 





正直に親身に対応することが、信頼関係に。


  私が就職した1980年代、景気が良くなってきたタイミングで、成長が期待できるからと進路指導の先生にホテル業界を勧められました。それまでは福岡くらいまでしか行ったことがなかったので、東京で就職するのは心細かったのを覚えています。でも、九州出身の同期と打ち解けて、先輩も親身になってくれて、いろんな経験をさせてもらいました。

  同じホテルに20年間勤めて、レストランやケーキなどの売店で働く40人くらいのスタッフのマネージャーをしました。お得意様ができて、今でもお付き合いのある方がいます。でもその方は、クレームから始まったお客様でした。ホテル近くの会社の社長さんで、お得意先の手土産にと買ったケーキのイチゴが傷んでいたと怒られました。でも、すぐに対応してくれた、とそれから私が辞めるまでの5年間、パンを買いに来てくれたり、ホテルの式場で娘さんの結婚式を挙げて下さったりしました。

  クレームが出た時は、言い訳することなく、正直に謝罪をして、親身になって対応することが大切です。大きなホテルだったので、対応するお客様の人数も多く、クレームも多かったのですが、ビクビクしながら接客するのではなく、私のような職場の長が受け皿になって、スタッフは自信をもって対応するのが望ましいと思っていました。ミスがあったらこちらが責任を取るから、のびのびと仕事をして欲しい。それが私のモットーです。

  最初のあいさつと、感謝の気持ちが大切と、それだけはきっちり指導してきました。例えばアルバイトの面接でも、時間を守れたか、あいさつができたか。それができていれば、これまでの経験がなくても、あとは指導すれば学びながら仕事をしてくれます。ゆとりあは、藤里町のたったひとつのホテルなので、町の顔としてあいさつがしっかりできるよう、着任以来そう指導しています。

  ゆとりあでは、20代から60代までのスタッフが働いています。フロント業務をはじめ、調理、清掃といろいろな仕事があり、人が足りない時は皆で補い合いながら業務を行っています。社員については、何でもできるように育てていかないといけないという思いです。シフトで動いていて全員集まる機会がないので、数か月に1度はミーティングの場を設けて、意思疎通が図れる職場づくりを行っています。


(後編につづく)

*旅する藤里「ホテルゆとりあ藤里」 後編
https://www.town.fujisato.akita.jp/kanko/notices/1787












 

     ライター : 久保田真理(くぼた・まり)
  
   ライフスタイル誌の編集者、オーストラリアでの写真留学を経て、フリーランスとして独立。国内外の取材を通じて、多様な生活や文化の魅力を発信する。秋田市生まれ、茨城・千葉育ち。趣味は、日本酒、トレイルランニング、ソウルミュージックの世界に浸ること。

 

知られざる藤里の旅は、“大切なものは何か”気付かせてくれるはずです。

このコラムは聞き書きの手法で藤里町ツーリズム協議会が制作しお届けしています。

藤里町ツーリズム協議会 電話0185-79-2115



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    登山にスキー、白神山地の散策など
    ほかでは味わえない大自然の遊びがいっぱい!

    楽しい自然体験・観光施設
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    藤里の澄んだ空と水は感動の美しさ。
    露天風呂や地元の料理を楽しめます。

    風情たっぷり町の御宿
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    大量にはない、手ざわり感ある品々。
    豊かな水が生み出す自然の美味しさです。

    白神の恵みがぎっしり特産品